平成16年度長崎大学卒業証書・学位記及び修了証書授与式
平成16年度長崎大学歯学部卒業証書授与式
歯学部20期生謝恩会

 平成17年3月25日金曜日午前10時より長崎ブリックホールにて、標記式典が開催されました。式典に先立ち、長崎大学ロマンツアー合唱団及び長崎大学管弦楽団による、長崎大学学歌の演奏が行われました。
 開式の辞に引き続き、齋藤寛学長より8学部卒業生の総代に対して卒業証書が授与され、5研究科修了生の総代、医療技術短期大学の専攻科修了生総代に対して修了証書が授与された。
 続いて学長告辞が齋藤学長よりなされた。以下要点をまとめると、
一、金品は失ってもいくらでも取り戻せるが、青春は二度と取り戻せないので、今を精一杯大切にして勉強してほしい。
一、国立大学法人となって初めての記念すべき卒業生である。
一、皆さんは長崎大学の誇りであることを忘れないでほしい。
一、若い皆さんが一生懸命頑張る姿は見る人、聴く人に感動を与え、輝かしい未来が来ることを期待させる。
 卒業生、修了生答辞は、教育学部卒業生総代より述べられた。「長崎で起きた2つの痛ましい事件について自分たちが何ができるかを考えていきたい、学生時代お世話になった方々に感謝を申し上げたい、長崎大学の卒業生であることを誇りにして今後を歩んで行きたい」というものであった。
 次に8学部1研究所の同窓会会長が来賓として紹介された。来賓を代表して、環境科学部同窓会の緑友会会長より来賓祝辞が述べられた。「卒業おめでとう、びくびくしないで、自信を持って人に接すれば道は開ける」というものであった。
 続いて、各学部、各研究科及び専攻科の成績優秀者に対して学長賞が授与された。
 最後に、長崎大学管弦楽団によるラデツキー行進曲の演奏があり、卒業生の門出を祝福した。

 平成16年度長崎大学歯学部卒業証書授与式が、午後1時より歯学部5階の第一講義室にて行われました。歯学部総代が受け取った卒業証書を、今度は熱田充歯学部長より、卒業生一人一人に手渡されました。歯学部所定のカリキュラムを終えたうれしさで一杯の卒業生の笑顔がとても印象的でした。熱田先生から卒業生の皆さんへ門出を祝うお祝いの言葉が述べられました。長崎で学んだことを忘れず今後の進路をしっかり歩んでほしい、何かあったらいつでも故郷長崎に相談に来てほしい旨の思いやりの言葉がありました。卒業生の答辞は総代の辻加奈子さんより述べられました。長崎で過ごした友人との思い出、支援してくれた歯学部の教職員の方々や家族への感謝の気持ちを、素直に表現されたとても気持ちの良い答辞でした。学長賞2名、学部長賞2名の表彰があり、同窓会より記念品を贈りました。また、全卒業生へ、最新の同窓会報、同窓生名簿、全国各地区の連絡担当者名簿、記念の紅白饅頭を贈呈しました。

 午後7時からは、場所を長崎プリンスホテルに移して、20期生謝恩会が開催され、招待されましたので出席をしました。卒業生代表中村康平君の挨拶で始まり、熱田学部長、道津県歯会長(石田常務理事代読)、山口市歯会長の祝辞がありました。大井教授の音頭で乾杯が行われ祝宴となりました。恩師へ卒業生から花束贈呈があり、一番最後に、私中村が会長として最後の公務として、万歳三唱を執り行い、20期生の門出を祝福しました。

会長(1期)中村康司