長崎大学歯学部同窓会創立15周年記念学術講演会
ご挨拶
長崎大学歯学部同窓会会長
中村 康司
長崎大学歯学部同窓会創立15周年記念学術講演会にようこそいらっしゃいました。多数の皆様のご参加に対し、心よりお礼申し上げます。
私たちの母校長崎大学歯学部は一昨年度創立20周年を迎え、21年、22年と着実に歩みを重ねています。本同窓会は今春第16期生が卒業して同窓会員となり、会員総数は1009+16期1068名となりました。地元長崎はもとより全国各地で歯科の臨床や教育、研究に携わりながら精進を重ねております。
本会活動の目的は、会員の福利および会員相互の親睦を図るとともに、歯学の進歩向上ならびに母校の発展に寄与することであります。それは取りも直さず地域や社会への貢献をも意味します。今回創立15周年を迎えるにあたり、日本で最も歴史が浅く若い、会員数の少ない、そして歯科医師過剰と言われる時代に西洋医学発祥の地・西の果
て長崎で歯科医師となった者の集団である本会は、上記目的を達成するために「フロリデーション(フッ化物濃度適正化)」を記念講演会のテーマに選びました。その理由は「企画にあたって」にしるしましたので、ご一読ご参照ください。
特別講演の講師マイケル・イーズリー先生には、はるばるアメリカからお来し戴きました。座長、シンポジストの先生方はいずれも長崎にゆかりのある方ばかりでございます。皆様、ご多忙の中、この企画にご協力を頂き誠にありがとうございます。
また、長崎県歯科医師会、長崎県歯科衛生士会、長崎大学歯学部にご後援を賜りましたことに対し、そして広告協賛戴きました歯科医師の先生方、広告ならびに展示協賛戴きました企業各社に対しまして、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
同窓生各位、歯科保健・医療・福祉関係者各位が、国民に対しう蝕予防のグローバルスタンダードを正しく情報提供して頂くために、そして国民がその情報提供の結果
、口腔の健康ひいては全身の健康を得ることができるために、この記念講演会がその一助となれば幸いです。