旧長崎大学歯学部C棟1階のホールに展示されている巨大陶板画です。長崎大学歯学部初代学部長佐々木教授の作品です。鶴の港と賞された長崎港をモチーフとして、月と太陽、少女の横顔が描かれています。陶板は有田の窯元で焼かれました。
原版は、シルクスクリーンでつくられていて、佐々木教授行きつけの飲み屋さんに配られ、スナックの壁を賑しました。
「古来からの西洋絵画では、左側の顔を描く事が多く、女性は左顔が美しい(人は左側を美しく感じる)。」との持論をお持ちだだった、佐々木教授らしく、陶板画に描かれている少女も左側を描いています。
中央左の赤い陶板が出島を表し、少女の横顔直近の赤い陶板が、長崎大学歯学部を表しています。